東京大学理科一類に合格!carbuncleさん

私が物理ネット予備校を始めたのは、高3の6月です。
ほかの方の合格体験記にもありましたが、私も高3になって初めての模試で、物理で偏差値50を下回ってしまい、何とかしないといけないと考え、すがる思いで田原物理を受講しました。

そもそもこの時期から、予備校に改めてはいるのは厳しいものがあり、かといって今まで通り問題集のパターン暗記を繰り返しても合格は遠ざかっていくばかりという状況で、まさに八方塞でした。
田原物理のよい点として、いつからでも始められ、また自分にあったペースで勉強できるということがあげられます。

<p.高3の6月という事で、数学でほぼ微積分の基礎を終わらしていたため、1日1講座というハイペースで、think board 講義を受けましたが、力学・電磁気をはじめとした微積物理はどんどん自分の中で凝固していき、田原さんのおっしゃる「解法の体系」が自分の中で確固たるものになっていきました。

学校の物理の進度が遅いため、電磁気分野は学校より早く学習しました。
まったくの未履修範囲でしたが、田原さんの説明と力学との美しいつながりのために難なく理解することができました。

夏休みまでに一通りの講義(基本編、応用編の一部)終え、9月からは、とにかく講義を2倍速・四倍速で見まくりました。
問題集で詰まったとき、模試で分かりにくい問題に出会ったとき、困ったときはまずthink board 講義に頼りました。

田原物理は力学なら運動方程式、回路なら回路方程式といった具合に各分野(時には物理そのもの)に通底する原理から考えるという一貫した姿勢をとっているので、自分を困らせる複雑な問題設定に対しても絶対に答えられるという自信を与えてくれ、気づいたら問題集のすべて(ほとんど)の問題が、 その原理に基づいているのだという視点を獲得することができました。私にとって物理は絶対的な得点源になりました。

今年の東大の物理(の力学)は、問題集ではあまり目にすることのない(東大ではよくあることですが)形で、問題集の暗記では太刀打ちできないという評価を耳にしましたが、上記の統一的な視点のおかげで、問題の何に注目するべきかが分かり、あくまで基本にのっとり解くことができました。

田原物理は微積を特に前面に出し定量的な議論をしているようで、たとえを交えた分かり易い定性的な議論もあり、感覚的な理解もできたことが勝因になったと思います。
そのおかげでセンターも満点を取れました。
田原物理がいかに物理の本質を突いているかを、改めて感じました。

受験勉強をしてて分かったことは、物理という教科は一度ちゃんと理解してしまえば、驚くほど安定して、自信を持って解答できるということです。
その理解を田原物理のおかげですることができました。

上記のとおり、自分は受験生活の始めは完全な物理劣等生でしたが、think board 講義を何回も(数十回見たものも少なくありません)見たおかげで、自信をつけ、また物理が楽しいの思えるようになりました(今思うとこれが田原物理が私たちに与えてくれる、一番大きなものかも知れません)。
将来も物理にかかわる研究をしたいと思います。

今回の合格は田原物理なしにはありえませんでした。
一年にも満たない期間でしたが、本当に信じてやってよかったと思います。大学編も利用したいと思います。

今まで本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。

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