微積を使うことへのこだわり
4月、生徒がきてこういいます。
「どうして田原先生は、微積分を使うんですか?高校のやり方と違うんです...。」
答えは、物理を学問として、把握してほしいからです。
物理は、人々が、どうにかして、自然現象を理解したいと願ってきた結果成り立ったものです。
だから、見事に体系化されています。
物理を学問として考えると、微積分を使わないことが不自然です。
では、なぜ高校物理では微積分を使わないのでしょうか。
文科省の定めるカリキュラムでは、物理は高校2年生の最初からスタートしますが、
数学としての微積分は、高校2年生の途中ででてきます。
つまり、物理を習い始めるときには、微積分は「習っていない」から使えないのです。
結果、「意味がわからないけど」「とりあえず公式を暗記」、ということになるのです。
「公式」とみなさんが思っているものは、本来、自然現象を理解しようとして人々が努力してきた「結果」です。
それを、公式として暗記してしまうと、そこに至る思想も、痕跡も、何も無くなってしまうのです。
また、大学で学ぶ物理は、当然、微積分を使うことが前提です。微積分を使っていない学生は、大学のはじめのころ、あせります。
というわけで、
田原の物理は、微積分を使います。
ただ、理解しやすくするための工夫があります。
(予備校でつちかった「教える」技術です)
@ 易しいたとえ話などを使ってイメージを重視する。
A生徒がつっかかりそうなところは詳しく説明する。
ですから、「田原の物理」は、
@<本質から学ぶ>
A<分かりやすい>
が、同居しています。
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