微積分を使って高校物理を学ぶと、どのようになるのか? その面白さは、どこにあるのか? この2つを追求した本が、『微積で楽しく高校物理が分かる本』です。 受験に役立つ参考書という位置づけではなく(そうはいっても、結構、役立ちますが・・)、それよりも、「微積を使うと物理が面白くなる!」ということを強調して書きました。 物理の魅力というのは、別々に見えていたものが、一段階、抽象度があがったところから見ると同じものに見えるというところにあると思います。 抽象度の階段を上ると、遠くまですっきりと見渡すことができるようになり、さまざまなものをいっぺんに把握できるようになります。 そこには、ある種の快感があるのです。 物理を好きになってしまう人は、ある段階で、この快感を体験していると思います。 そして、より高く抽象度の階段を上っていこうとするのです。 僕は、皆さんに具体的な一つ一つの解法を教えるのではなく、「抽象度の階段を上ることの大切さ」を伝えたいと思いました。 「抽象度が上がる」という経験が、これから物理を学んでいくときの助けになると思ったのです。 『微積で楽しく高校物理が分かる本』は、力学と電気回路という2つの異なる分野の現象が、抽象度の階段を上ると同じものに見えるようになるということを体験してもらうための本です。 高校1、2年生でも体験することができますので、まずは、体験してみてくださいね。 ■メニュー ┣はじめに ┣田原真人とは ┣田原の物理の特徴 ┣科学史について ┣田原真人の著書 ┣田原真人公式ブログ ┗メルマガ登録 物理ネット予備校へのお問い合わせ ☆ 友だちに教える [0]物理ネット予備校−携帯版 Copyright(C)2008-2009 物理ネット予備校−携帯版. All Rights Reserved. - リンク1 - ヤングの実験/ 開口端補正/ 波の反射と屈折/ 定常波と進行波/ 音の3要素/ 波の干渉/ ニュートンリング/ たとえ話/ 波の基本式/ 気柱の振動/ - リンク2 - 波の基本式/ 物理勉強法/ 定常波と進行波/ 縦波と横波/ レンズの公式/ ホイヘンスの原理/ ヤングの実験/ ドップラー効果/ たとえ話/ ニュートンリング/ |