[難易度]
中級~上級
[対象]
微積分を使って高校物理を本格的に学びたい受験生
[特徴]
『新・物理入門』は、駿台予備校の主任である山本義隆氏の書いた参考書です。
高校生が微積分を使って物理を学ぼうと思ったら、長い間、この本しかありませんでした。
前書きで、「物理とは何か」ということが、根本から説明されます。
この本の特徴は次の通りです。
①議論を厳密に展開する。
そのため、初心者は難しく感じるが、分かり始めると、曖昧さのない記述が明解に感じるようになります。
②説明に使用する数学を、基本的に高校数学の範囲に限定している。
大学の教科書の説明をそのまま持ってきたのではなく、著者によって、十分咀嚼された説明がなされます。
③理解と問題を解くことが直接結びつかない
公式物理の参考書は、とりあえず問題を解けることを第1目標に置くため、ステップバイステップで、解法を説明するのに対し、この本は、解法についてはほとんど述べません。物理の仕組みをひたすら厳密に説明します。公式物理の参考書に慣れた受験生にとっては、突き放されたように感じるかもしれません。
微積分を使って高校物理を学ぶための入門書としては、『微積で楽しく高校物理がわかる本』があります。
[参考サイト]
