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とってもうれしかったこと

フィズヨビの田原です。

先日、インタビューしてくれた17才の人生アーティスト、
村上さんの企画で、

「自分と繋がる対話会ー田原真人さんを囲んで」

というものに参加しました。

23歳以下4名まで、23歳以上4名までという参加者募集に集まったのは、

23歳以下3名と、23歳以上4名の合計7名。

最初に、村上さんが企画の意図を説明したら、
じゃあ、田原さんにファシリをお任せしますと丸投げ(笑)

ということで、僕が引き継いで2時間の対話をしました。

やったことがない人にとっては、
対話って何だろう?と思うと思います。

議論や会議とはどこが違うのかって。

議論というのは、「正しさの基準」を共有した上で、
何が正しいかということを話す方法だと思います。

でも、対話は、それぞれが持っている正しさが、
相対化していく感じ。

違う「正しさ」を持っている人たちと出会って、
自分の「正しさ」の存在に気づいてゆらがされる体験。

会議との大きな違いは、目的や計画がないこと。

何かの合意を取るために集まるのではなく、
集まった人たちが話す中から、何かが生まれていくという感じ。

みんなが自由に話したら、予想外の展開になるのが当たり前なんだけど、
計画とか、正しさとかがあると、自分にとって予想外のことを、
抑え込んで、自分の思い通りにしたくなっちゃう。

でも、対話なら、何が出てきても、

「へぇー、そうなるのかぁー」

と、しみじみできる。

そういう在り方が、とっても好きなんですね。僕は。

人を抑えていくんじゃなくて、
人を自由にしていくって感じがするのが好きなんです。

それで、参加してみて驚いたのは、

23歳以下の参加者の1人のTさんが、
フィズヨビ生だったこと。

大学生のTさんは、
いつか、僕の企画するイベントに出たいと思っていて、
今回参加してくれたんだって。

普段書いていることが、伝わらないって嘆いていたけど、
僕のところまで声が届いてきていなかっただけで、
ちゃんと伝わっているって感じられて、すごくうれしかった。

フィズヨビのことを話してくれたり、
今感じていることを話してくれたりしているのを聴いているのは、
とっても幸せな気持ちでした。

対話の中でも話したんだけど、
インターネット元年である1995年から20年以上が過ぎて、
世界が、本当に大きく変わってきているということ。

社会がコミュニケーションネットワークで縦横無尽に繋がって、
「巨大な機械」というメタファーが通用しなくなっていて、
「巨大な生き物」という感じになっている。

社会が、デカルトの言う「分析と総合」じゃ理解できなくなっているのに、
いろんな人は、まだ、「分析と総合」で理解しようとしていて、
そのずれの大きさが、もう無視できなくなってきているんだけど、
じゃあ、どうしたらいいのかが分からなくて、途方に暮れている感じ。

それが、この2-3年で、一気に表に出てきている実感があります。

教育も、さすがに変わらなくちゃということで、
文科省主導で大改革をはじめているけど、
制度が変わっても、マインドが変わらないと同じだから、
本当に大変だと思う。

学校の先生だって、
体験したことのない時代がやってくるのだから。

自分の見えている範囲だけで最適な答を選んでも、
自分の見えていない範囲でいろんなことが起こって、
予想できない展開に巻き込まれていくのなら、
自分に見えない範囲の存在を感じながら、
そこと対話するように生きていく生き方が大事になると思う。

話す内容を全く決めずに行う対話が、
参加者の「いのち」の躍動によって、
すてきな渦を巻き起こして、
じわーっと幸せな時間を生み出していくように、
普段から対話的な時間を生きていけばいいんじゃないかなって、
最近は思って実行しています。

村上さんが、対話のレポートを書いてくれました。
http://jegproject.com/2017/06/07/jegevent1rp/
■編集後記

フィズヨビの学びを、じょじょに対話型に変えていこうとしていて、毎週、金曜日に山中ケンシさんが、数学ガイダンスを実施してくれています。

この時間は、数学教育のスペシャリストである山中さんに、数学についていろいろ相談することができます。

1人で勉強している人は、ここに参加すると、孤独から解放されますよ。

本日20:30からです。
詳しくはこちら

数学ガイダンス第4回@フィズヨビ